道具

プロンプトを組み立てる

このサイトの活用例で使っているプロンプトは、すべて同じ4つのブロックでできています。場面と読み手、事実、出力の型、禁止事項。選んで、事実を書き足せば、そのまま使える形になります。

組み立てる

社名・個人名・具体的な金額は、社外のサービスに渡す前に置き換えてください。扱い方はセキュリティとガバナンスにまとめています。

できあがったプロンプト

PROMPT

右上のボタンでそのままコピーできます。

なぜこの4つなのか

場面と読み手 ― 役割設定の代わりに

「あなたは経験20年の公認会計士です」という書き出しをよく見かけますが、これは文体には効いても、内容の正確さにはほとんど効きません。効くのは、どういう場面で、誰が読むのかを示すことです。読み手が監査チームなら根拠を添えた書き方になり、取引先なら関係を損なわない書き方になります。

事実 ― 渡す範囲を閉じる

ここに書いたものだけを材料にしてほしい、と範囲を区切ります。「上記以外の事実を補わないでください」の一文が入っているのはそのためです。これがないと、足りない情報をそれらしく埋めた文章が返ってきます。

出力の型 ― 確認しやすい形を指定する

表なら列名まで、文章なら字数まで指定します。形が決まっていれば、返ってきたものを見比べて確認できます。逆に形を決めないと、毎回ちがう構成で返ってきて、確認の手順が作れません。

禁止事項 ― 間違い方を先に塞ぐ

断定しない、事実を補わない、項番号を確信なく書かない。この3つは、経理の仕事でAIが間違えるときのほぼすべての入口です。毎回入れておく価値があります。

できあがったプロンプトは出発点です。返ってきた内容は、考え方編の第6章にある4つの確かめ方を通してから使ってください。とくに基準名と項番号は、必ず原文に当たってください。